NHKでインプラントの医療事故について放送があったため、最近来院される患者様はみな一様にインプラント治療を受けたいけど不安が強いとおっしゃいます。
でもブログにもいろいろ書いたんですが、インプラント治療そのもののリスクは、他の歯科治療と比べて特段高い訳ではありません。
一般的なインプラント治療は、むしろ治療が規格化されているだけあって親知らずの抜歯や、その移植とくらべてむしろ安全度は高いと思います。
親知らずの抜歯などは、かなり神経に近い部位を触りますし、根っこのはしが神経をまたいでいる事もあります。
それで、手術後に神経の麻痺も起きる確率はインプラント治療より高いと思いますが、それでもいままで親知らずの抜歯についてこのように報道された事はありません。
いつも言うのですが、外科処置をする限りは全くリスクがないという事はありません。つまり、歯科は予防処置以外はすべて外科処置になるので、少しでもリスクがある事を避けるというのであれば歯科治療は受ける事ができません。
でも、ほとんど起きる事の無いリスクは普段あまり考えない事の方が多いです。たとえば、自動車事故では年間何万人ものひとを失いますが、だれも自動車事故で自分が死ぬとは思っていません(思っていたらこれほど町が自動車でいっぱいってことはありません)
歯科治療におけるリスクは実際は非常に小さく、インプラント治療に関しても、治療のリスクより得られるベネフィットの方が遥かに大きいです。
誤った報道に惑わされる事無く安心して治療を受けていただきたいとい心からそう思います。
それで、インプラントのメリットですが、もっとも重要なの利点は、部分入れ歯を避ける事ができるという事です。
インプラントを使用しないと部分入れ歯しか方法がない、というかたでも、インプラントで部分入れ歯を避ける事ができ、そのことで、普段取り外しに気を使わなくてもい、何でも食べられる、見た目もきれい、残った歯にも負担をかけない。などあげればきりがないほど利点があります。
いったんインプラントになれてしまったらどうしても部分入れ歯は使えなくなると思います。それほど部分入れ歯にくらべてインプラント治療は快適です。
もちろんそれ以外にもいろいろ利点はありますが、やはり基本はインプラントで部分入れ歯から解放される、これが一番の利点でしょう。
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