虫歯や歯周病を重症化させてしまい、抜歯せざるを得ない状態になってもご安心ください。歯科では、失った歯を補う治療があります。現状、インプラント・入れ歯・ブリッジという3つの方法があり、いずれかを選択することになります。そこで今回は、インプラント・入れ歯・ブリッジの違いについて、広島市東区のトリプルエープラスデンタルクリニックがわかりやすく解説します。
▼噛み心地の違い
失った歯を補う補綴装置(ほてつそうち)は、しっかりと噛めることが何より重要です。その観点から比較すると、入れ歯・ブリッジよりもインプラントが圧倒的に優れていると言えます。なぜなら、インプラントは失った歯の歯根から回復することができるからです。外科手術で顎の骨にチタン製のネジを埋め込む必要はあるものの、天然歯に近い噛み心地が手に入ります。ブリッジや入れ歯は、あくまで欠損部に人工歯を配置するにとどまるため、歯根があるインプラントほどの噛み心地は期待できません。
▼見た目の違い
審美性という観点においても、3者の中ではインプラントに軍配が上がります。着脱式の入れ歯は、クラスプや義歯床(ぎししょう)といった、お口の中に固定するためのパーツが付随しているため、見た目があまり良くありません。固定式のブリッジにはそうしたパーツはないものの、人工歯が複数連結している構造上、見た目の違和感は拭えません。一方、インプラントは天然歯とほぼ同じ構造を採っているので、見た目も本物の歯そっくりです。
▼寿命の違い
保険の入れ歯は3~5年、ブリッジは7~8年、インプラントは10年以上持つのが一般的です。ここまでほぼすべての要素でインプラントの優位性が際立っていますが、費用に関しては保険診療の入れ歯・ブリッジに軍配が上がります。ですから、機能性や審美性、寿命は二の次にして、とにかく費用を安く抑えたい場合には、入れ歯・ブリッジがおすすめといえるでしょう。
▼まとめ
今回は、インプラント・入れ歯・ブリッジの違いについて、広島市東区のトリプルエープラスデンタルクリニックが解説しました。当院では3つすべての治療法に対応しておりますので、関心のある方はいつでもお気軽に当院までご相談ください。とくにインプラントに関しては、日本口腔インプラント学会の専門医・指導医による高度な医療を受けることができますよ。