インプラント治療についてリサーチしていると、ポジティブな意見だけでなく、ネガティブな意見も目に入ってきますよね。その中でも気になるのがインプラント治療で「後悔」や「失敗」をした人の感想です。インプラントは高額な費用がかかると同時に、外科手術も受ける必要がある治療法なので、できれば後悔や失敗はしたくないものです。そこで今回は、インプラントで後悔しないために注意すべきことや事前に知っておくべきことを広島市東区のトリプルエープラスデンタルクリニックが詳しく解説します。
▼インプラントの天敵は「歯周病」です
歯周病は、日本人の国民病とも言われており、成人の7~8割がかかっているという話はよく耳にしますよね。つまり、歯周病はいつ誰がかかってもおかしくない病気なのですが、インプラント治療の最大の敵でもある点はあまり知られていません。歯周病は、人工歯根と顎骨との結合を破壊する病気であり、インプラント治療後もしっかりと予防する必要があります。
▼メンテナンスの継続は一生涯必要?
インプラントは、ブリッジや入れ歯よりも寿命が長い装置です。きちんとしたセルケアやメンテナンスを続けていれば、10年、15年と寿命を伸ばしていくことは難しくありません。過去には治療から亡くなるまで40年程度インプラントで噛み続けることができた人もいらっしゃるくらいですから、従来法とは耐久性においても大きな違いが見られます。
ただし、定期的なメンテナンスを怠ってしまうと、その寿命も大きく短縮される可能性が高くなるため十分な注意が必要です。インプラントは見た目も噛み心地も天然歯にそっくりな装置ではあるものの、あくまで人工物です。使っていく中で上部構造が欠けたり、アバットメントのネジが緩んだりすることは珍しくありません。インプラント特有の歯周病であるインプラント周囲炎にかかってしまったら、完治させることも難しくなります。そうしたトラブルに見舞われないためにも、インプラント治療のメンテナンスは一生涯、継続していくことが大切といえます。
▼まとめ
今回は、インプラントで後悔しないために注意すべきことを広島市東区のトリプルエープラスデンタルクリニックが解説しました。インプラントはとても優れた治療法ですが、あくまで人工物であることを忘れてはいけません。