歯科治療の最終の形としてインプラントは取り上げられることが多いです。しかしながら、万能の方法というのはなくて、様々な事がらをきちんと対応してそれをクリアしてインプラントの良さが出るという形になっています。卑近な話が、健康保険対応ではないので治療費が、一般の歯科治療と比べるとひつようであること、あるいは治療期間が1週間とか3ケ月とかいうことはなく最低半年、長い場合2年近くもかかることがあります。
それらのもろもろのことをクリアしたうえで、顎の骨のところに、チタン製のボルトをねじ込むスペ-スがあることが、絶対条件になります。インプラント手術は、歯が何らかの理由で治療が困難、あるいは事故等で抜けてしまった人の場合に、人工の歯を装着します。その装着の方法が、従来の治療法にあるような差し歯とブリッジのようなものではなく、歯が抜けた位置の顎の骨にボルトをねじ込んで顎と一体化する手法を取ります。そうすることで、本物の歯と同じように外観からも見えるし、バクバクと固い物を噛むことが出来ます。そのボルトをねじ込むところの骨が、あまり残っていない患者さんが沢山おられます。以前は、そのことがあってインプラント手術が受けられない患者さんがいましたし、インプラント手術を断っていた歯医者さんがいました。
最近は無ければ骨を作ってしまえということで、CGF、そしてAFGの再生治療法を取り入れるインプラント歯科医の先生が増えてきています。広島においても同様の動きが見られます。従来のPRPやPRGFよりCGFはフィブリンゲルを生成する機器の扱いが、非常に簡単ですし、遠心分離機を使って、すぐにフィブリンゲルを取りだせます。また、感染リスクが高い添加物や人工物を使わないので、安心して使えます。
アレルギ-のことを考えなくて良いのは、関係者にとっては本当に助かる要件になります。このようにして、圧接したフィブリンゲルをメンブレン(CGFメンブレン)として使うことで、取り出したフィブリノーゲンに、移植する場所に充填する骨や人工骨、トロンビンを混ぜてAFGを作り、それを移植材として使うのです。いわゆる、これが現在の最新の骨再生療法にあたります。
CGF(Concentrated Growth Factors)は、サイトカインを多く含んだ自己血液フィブリングゲルです。小さくカットして必要な箇所に添えることが簡単に出来ます。AFG(Autologous Fibrinogen Glue)とは、抗凝固剤が入っていない純粋血漿のことで、自然状態そのものです。これら二つのアイテムは、患者さんからの採血した血液にだけで作成出来る、完全自己血由来のフィブリンゲルです。この両者は、インプラント施術の骨再生の足場の構築、以外に手術後の創部の侵襲の軽減、および治癒の促進等にも大きな威力を発揮します。
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クリニック院長 辻野 哲弘
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