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インプラントコラム

インプラントコラムCOLUMN

CGFとは

2015.12.21

インプラント手術の場合、顎の所にどれだけ骨がのこっているかということが、大切な要素になります。沢山、しかもしっかりとした骨量が確保できている場合は良いですが、そうでない場合、インプラント手術を諦めるかもしくは足りないところに骨を作り出さなければなりません。これがまた時間がかかります。いわゆる顎の骨が少ない(薄い)場所へのインプラント手術は難しいです。なんとなれば、、埋入するインプラントが顎の骨から突き出たり、周辺の神経を傷つけたりすることがあるのです。そうならないために、インプラントを埋入する前に自家骨(別の部位の自分の骨)を移す骨移植(ボーングラフト)や人工骨を中に封入する補助手術があります。しかしながら、当然のことになるのですが、自家骨や人工骨で増やした顎の骨がインプラント埋入できる状態まで待つ必要があります。高齢者の方が結構多くて、そんなに長い間は待てないという事情も現実的にはあります。

従来、この土台を作成するときに、痛みや腫れを軽くして治癒時間を短くする目的で、PRP再生療法が用いられていました。PRP(Platelet Rich Plasma:多血小板血漿[たけっしょうばんけっしょう])は、患者さんから採取した血液をもとに作っていました。ただ、様々な凝固剤を加える必要があり面倒さをぬぐいきれないというのが歯科業界での評価ではあり増した。広島の歯医者さんたちも同様の思いでありました。基本的には、人の体は通常、怪我で血が出ると、血液中の血小板が集まって血管の穴を埋めるために、血液を固めるフィブリンという物質が作られ、傷の治りを促進させます。今、話題になっているCGF(Concentrated Growth Factors)とは、専用の遠心分離器で患者さんの血液を遠心分離して生成したゲル状の塊です。ただ遠心分離機にかければいいというのではなくて、回転数を精密にコントロールすることで、血を固めようとする血液の成分(凝固因子)が上手く働いて、本人の血液のみから作られる完全自己血液由来のフィブリンのゲルです。

万能とみられることの多いインプラント治療でも、骨が足りない場所にCGFを填入したり、膜の形状にして骨をすっかりくるむことで骨の再生・治癒を促進します。 CGFは別に添加物を入れるということは不要で、患者さんの血液のみで生成できるので、今まで頭を悩ませることが多かったアレルギーや感染のリスクがぐっと減ります。結果的に、傷の治り、骨や歯肉の再生が加速するので治癒期間が短縮されるので高齢者の方が多いインプラント治療にとっては、非常に影響力のある施術方であります。現在、この施術法を取り入れているインプラント歯科医さんが増えてきています。

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